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上エジプト地域の遺跡– category –

古代エジプト遺跡上エジプト地域の遺跡

上エジプトは、エジプト南部の地域を指し、ナイル川沿いに位置しています。古代エジプトの初期の時代から、ここには多くの重要な都市と遺跡が存在しました。以下はその中のいくつかを紹介します。

1. テーベ(現在のラクソール):テーベは新王国時代のエジプトの首都であり、神々の都とも称されていました。ラクソール神殿とカルナク神殿がこの地域の象徴的な遺跡であり、古代エジプトの芸術と建築の傑作を見ることができます。また、テーベの西岸には「死者の町」として知られる地域があり、王家の谷や王妃たちの谷、ハトシェプスト女王の神殿など、数多くの墓と神殿が点在しています。

2. アブ・シンベル:アブ・シンベルは、エジプトの最南端に近い地域に位置しており、ここには巨大なラムセス2世の岩窟神殿が存在します。この神殿は、壮大な規模と細部までこだわった彫刻で知られています。また、この神殿はアスワン・ハイ・ダム建設による湖上昇から救われ、現在の位置に移動されました。

3. アスワン:アスワンはナイル川の一部で、いくつかの重要な遺跡が存在します。ここには、未完のオベリスクやフィラエ神殿、エレファンティネ島などがあります。

これらの遺跡は、古代エジプトの文化と歴史を理解するための重要な要素であり、多くの観光客と考古学者が訪れています。特に、テーベ地域は「世界遺産」にも登録されています。

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