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シヴァ神ってなんでそんなにかっこいいの?

目次

―荒々しさと優しさをあわせ持つ“神の中のアウトロー”―

インド神話の中で、シヴァ神はひときわ目立つ存在。
その姿や性格に惹かれて、「シヴァってめちゃくちゃかっこいい!」と感じる人が世界中にいます。
では、シヴァ神のどこに“かっこよさ”を感じるのでしょうか?

なお、ヒンドゥー教の神さま「シヴァ」については、以下の記事で詳しくお話ししています。

シヴァ神のふしぎな魅力―踊って、壊して、また生み出す


理由①:孤高のヨギ(修行者)

シヴァは世界の頂、ヒマラヤのカイラス山に住み、物質的な欲を持たず、静かに瞑想する究極の孤高キャラ
流行やルールに縛られず、自分の信じる道を突き進む姿に、クールな孤高のヒーロー像を感じる人も多いんです。


理由②:力強くて恐れを知らない

シヴァは「破壊の神」。
でもその破壊は、怒りや暴力ではなく、必要な変化を生むための破壊
悪をためらいなく倒し、世界を再生へと導くその姿には、圧倒的なリーダーシップと決断力が感じられます。


理由③:愛にあふれた一面も

強さだけでなく、家族への深い愛情も持っているのがシヴァの魅力。
妻パールヴァティや息子ガネーシャとの心温まるエピソードも多く、どこか人間らしい一面が「ギャップ萌え」を誘います。

シヴァ神の妻ってどんな存在?

シヴァとガネーシャの関係って?


理由④:見た目がクールすぎる

  • 灰色の肌に三つの目
  • 首には蛇
  • 手に三叉槍(トリシューラ)
  • 髪からはガンジス川が流れ、火をまとって踊る

――なんだこの設定は!?と驚くほどのビジュアルのインパクト。
しかもそれぞれにちゃんと意味があるというのがまたかっこいい。まさに神デザインの極みです。


理由⑤:ルールに縛られない“自由の象徴”

シヴァは伝統的な神々の中でも、型破りな存在として知られています。
誰とでも関わり、禁忌すら超え、でも根っこには深い愛と真理がある。
その自由さと包容力に、「こんなふうに生きられたらいいな」と憧れる人も多いのです。


まとめ

  • シヴァは「強さ」と「優しさ」、「孤高」と「愛」を併せ持つ神
  • 見た目、性格、生き方、すべてにおいて“ブレない魅力”がある
  • ルールを超えて生きるその姿に、人々は“かっこよさ”を感じる

シヴァ神は、ただの神さまではなく、生き方のヒントや理想像として映る存在
「強く、やさしく、自由に」――そんな姿に惹かれるのは、私たち自身がそうなりたいと願っているからかもしれませんね。

シヴァについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

シヴァ神のふしぎな魅力―踊って、壊して、また生み出す

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この記事を書いた人

ご挨拶:ファンタジーが大好きです。古代の歴史はスピリチュアル的な魅力に満ちあふれていると思いませんか?私たちと一緒に古代の遺跡・神話・文明の世界をスピリチュアルの観点から探求しましょう。
編集長:中央大学卒。在学中、国際政治史を学ぶ中で、人間の歴史においては同じような過ちが繰り返されていることに気づく。歴史を学ぶことは、現在の世界をよりよく理解し、未来に進むために不可欠であると考えるようになった。アニミズム等にも関心があり、スピリチュアルの観点から古代史を概観するメディアを制作。

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